ボリショイサーカスの日本公演は、毎年夏を中心に全国各地を巡りました。ここでは、当時のスケジュールを手がかりに、年ごと・都市ごとの巡演の記録を整理しています。個別の公演ページからたどってこられた場合も、このページから全体像をご覧いただけます。
巡演のかたち
各年の巡演は、おおむね初夏の東京公演から始まり、盛夏にかけて地方の主要都市へと移動していくのが通例でした。会場は各地の体育館やアリーナ、メッセ(展示施設)などの大型屋内施設が中心です。公演都市は年によって入れ替わりましたが、東京・横浜・名古屋・大阪・福岡といった大都市はほぼ常連でした。
主な公演都市(年代を通じて)
- 東京 ― 各年の巡演の起点。代表例として2012年 東京公演の記録を収録しています。
- 横浜 ― 首都圏のもうひとつの拠点。
- 名古屋(愛知) ― 中部地方の中心会場。
- 大阪 ― 関西圏の巡演拠点。
- 福岡 ― 九州地方の玄関口。
- 札幌・長野・京都・広島・所沢・幕張・高知・静岡・長岡・三重(名張・津) など ― 年により各地を巡演。
各都市の会場については全国の公演会場で、演目の内容については演目と見どころで詳しく紹介しています。
年代の移り変わり
2000年代から2010年代にかけて、公演のスタイルや演目構成は少しずつ移り変わっていきました。時代とともに演出は洗練され、告知や集客の方法も紙のチラシからウェブへと変化していきます。それでも「夏に本場のサーカスを観る」という体験の芯は変わらず受け継がれました。2018年の来日60周年は、その積み重ねの到達点でした。
記録としての価値
公演はその場かぎりの体験であり、終われば形には残りません。だからこそ、いつ・どこで・どんな巡演が行われたのかという記録は、後から振り返るときの大切な手がかりになります。当アーカイブでは、確認できた範囲で公演の記録をとどめ、思い出をたどる一助となることを目指しています。個別の公演記録の例として、2012年 東京公演のページをご覧ください。